竹中稲荷神社

竹中稲荷神社の由緒

▼下の文章は竹中稲荷神社に掲示されている由緒書(下の写真)を書き写しています。

竹中稲荷社

祭神
 宇賀御魂神(うがのみたまのかみ)、
 猿田彦神(さるたひこのかみ)、
 天鈿女神(あめのうずめのかみ)
由緒
 古記に、「在原業平の居を神楽岡稲荷神社の傍に下す云々」とあり、天長年間既に社殿の在った事が知られ又古伝に「天保年間に子女群詣し昼夜ノ別なく満山に踊躍す是を蝶蝶踊といゝ其後鳥居参道に樹立し雨雪為に傘を要せず」などとあり、現在ノ建物ハ天保十一年(西暦一八四〇年)信徒の寄付金で造営されたもので、右説と同時代である。現今も竹中稲荷講社が多数の崇敬者によって組織されている。明治五年吉田神社末社に指定
例祭 九月二十八日
講社大祭 四月二十九日、十一月三日

天満宮

祭神 菅原道真公(すがはらみちざねこう)
文道の神として崇敬厚し、鎮座年月不詳
由緒
 嘉永五年(西暦一八五二年)信徒の請願により智福院山内より卜部良芳現地に遷座
 明治五年吉田大社末社に指定
例祭 二月二十五日
▲上の文は竹中稲荷神社に掲示されている駒札由緒書(下の写真)の文を再録しています。

 4月の初めには朱塗りの鳥居と白い桜のコントラストが楽しめます。吉田山(神楽岡)の頂上近くに鎮座する竹中稲荷神社は、直線の参道に赤い鳥居と桜の木が続きます。南隣の宗忠神社も桜の名所です。新しく作った竹中稲荷神社のページもご覧ください。

竹中稲荷神社の参拝 境内参拝自由
竹中稲荷神社の鎮座地
 京都市左京区吉田神楽岡町(吉田神社の末社)
竹中稲荷神社への公共交通機関
 白川通の市バス「真如堂前」下車、徒歩約20分
(京都駅前より市バス5系統に乗車が便利です。)