折上稲荷神社(女人守護)-京都観光写真集

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折上稲荷神社(おりがみいなりじんじゃ)

 

折上稲荷神社
(おりがみいなりじんじゃ)

女性の方の参詣の多いお稲荷さんです。折上稲荷神社は江戸時代に御所に仕えた長橋御局(ながはしのおつぼね)や、祇園の舞妓「モルガンお雪」などの由縁から、商売繁盛を願う女性保護のお稲荷さんとして信仰されています。
女人守護の神様市比賣神社の頁もご覧ください。

折上稲荷神社の鎮座地 京都市山科区西野山中臣町25
折上稲荷神社の参拝 境内参拝自由
折上稲荷神社への公共交通機関
地下鉄東西線「椥辻(なぎつじ)」下車、新十条通を西へ徒歩約15分
JR山科駅前より京阪バスに乗車「折上神社」下車、すぐ

由 緒

折上稲荷神社(おりがみじんじゃ)

稲荷の主神である倉稲魂神(うがのみたまのかみ)ほか二柱を祭神とする。
山科稲荷、伏見稲荷奥の宮とも呼ばれ、社伝によれば、伏見稲荷の大神(おおかみ)が和銅四年(七一二)に降臨した際、稲荷山の三ヶ峯(さんがみね)の次に降りたのが、当社境内の稲荷塚(六世紀・京都市遺跡)といわれている。
山に対する信仰と生産の信仰が一体となって稲荷信仰が生まれたと考えられ、極めて古い我が国の民間信仰の姿をとどめている。
幕末、孝明天皇は大嘗祭(だいじょうさい)に際し、長橋局(ながはしのつぼね)など女官の病気平穏を祈願し、長命箸(ちょうめいはし)を奉納した。
以来、女性守護のお稲荷さんともいわれ、アメリカの大富豪モルガンと結婚して異国で数奇な運命をたどり、日本の女性、とりわけ京の女性の名前を世界に広めた祇園の芸妓(げいぎ)・モルガンお雪など、働く女性の守り神として信仰されている。 京都市
上は右下の写真の折上稲荷神社に掲げてある京都市の駒札説明板をそのまま再録しています。

稲荷塚 六世紀(京都市史跡)

伏見稲荷の大神が稲荷山に降臨された次に降りられた霊場で今より一五〇〇年前におまつりされてたことが調査で明らかとなっています。
当時の形と全く変わらず現在まで続いてることはこの塚に神様の本物の波動が出続けているからです。
一五〇〇年続いてきた神様のお力を吸収して下さい。
上は折上稲荷神社の稲荷塚の前に掲げられているものをそのまま再録しています。

▼折上稲荷神社は下の2枚の写真をご覧いただけます。▼

  • 折上稲荷神社

折上稲荷1
▲折上稲荷神社の正面の鳥居

折上稲荷2
▲折上稲荷神社の拝殿

折上稲荷3
▲折上稲荷神社境内社の三九郎稲荷神社

折上稲荷4
▲折上稲荷神社境内の北側にある稲荷塚

折上稲荷5
▲折上稲荷神社の京都市の駒札説明板