宗忠神社-京都観光写真集

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宗忠神社(むねただじんじゃ)

 

宗忠神社(むねただじんじゃ)

四月初めには長い桜のトンネルの階段を昇ります。階段の上の広場に本殿と神明宮が左右に並んで建ち、静かな佇まいの神域を作っています。

宗忠神社の参拝 境内参拝自由
宗忠神社の鎮座地 京都市左京区吉田下大路町63
宗忠神社へのバス
 白川通を走る市バス「真如堂前」下車、徒歩約20分 (京都駅前より市バス5系統に乗車)

由 緒

宗忠神社(むねただじんじゃ)

 黒住(くろすみ)教の教祖黒住宗忠を祀る。
 宗忠は、安永九年(一七八〇)備前国(現在の岡山市)今村宮の神主の家に生まれ、文化十一年(一八一四)の冬至の日、日の出を拝している時に神人一体の霊感を受け、黒住教を創始した。以後布教を重ね、嘉永三年(一八五〇)二月二十五日に没した。
 安政三年(一八五六)朝廷から「宗忠大明神」の神号を与えられ、文久二年(一八六二)高弟の一人、赤木忠春を中心とした門人たちがこの社殿を建立したものである。幕末に孝明天皇唯一の勅願所となり、皇室や二條家、九條家などの公家からも厚い崇敬を受けた。
 現在の本殿は流造で、明治四十五年(一九一二)に、また拝殿も昭和十二年(一九三七)に改築されたものである。本殿と並ぶ神明宮は、二條家より遷したものといわれ、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る。例祭は本殿は四月、神明宮は十月に毎年とり行われる。   京都市
上は宗忠神社の参道階段下の鳥居の脇に掲げてある京都市の駒札説明板(由緒書)をそのまま再録しています。
 新しく作った宗只神社の桜の写真の頁もご覧ください。

京都観光宗忠神社1

京都観光宗忠神社2

京都観光宗忠神社3