御髪神社(みかみじんじゃ)

 小倉池の池畔に建つ小さな神社ですが、髪結の元祖として美理容業者の信仰を集めています。

 頭をお守り下さる神様として頭脳、学業の向上にもご利益があるそうです。

御髪神社の御祭神
 藤原釆女亮政之公
(ふじわらうねめのすけまさこう)
御髪神社の場所
 京都市右京区嵯峨小倉山田渕山町
拝観参拝 自由
御髪神社への歩き方
 JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅より西へ徒歩約15分

 御髪神社は嵯峨野巡りコースの野宮神社と常寂光寺の中間にあります。

御髪神社の由緒

御髪(みかみ)神社由緒

祭神
従五位 藤原釆女亮政之公
(ふじわらうねめのすけまさゆきこう)
(藤原鎌足公の孫)
亀山天皇の御代(一二五九年~一二七四年)藤原基晴卿が宮中に宝物係として仕えていたが所管の宝物を紛失した責任をとり探索の為諸国を行脚し文久五年下関に居を構え三男政之公が生計を髪結職に求めたのが髪結業の始祖であった。

髪 塚

髪は人身の最上位にあって造化の神より賜った美しい自然の冠りであると共に生前にも残し得る唯一の分身(カタミ)として大きな恩恵に感謝する為副神として納祭し祈拝される。
春の大祭 四月十七日
秋の大祭 十一月十七日
月次祭 毎月十七日
上は御髪神社に掲げてある由緒書(下の写真)をそのまま再録しています。

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