菅原院天満宮神社
(すがはらいん)

 3月の始め頃に烏丸通に面した菅原院天満宮神社(すがはらいんてんまんぐうじんじゃ)の鳥居の横で紅梅が濃い紅色の花を咲かせます。境内には何本かの白梅、紅梅が咲いて春が来たことを知らせてくれます。
 
 菅原道真公がお生まれになった地に建つ菅原院天満宮神社ですが、京都には菅原道真公の御誕生地が菅原院天満宮神社の他に二ヶ所あります。京都市下京区の「菅大臣神社」と京都市南区の「吉祥院天満宮」です。

菅原院天満宮神社の御祭神
 
菅原道真公、菅原是善卿、菅原清公卿
菅原院天満宮神社の場所
 京都市上京区烏丸通下立売下る堀松町406(京都御苑下立売御門向い)
参拝、拝観 境内自由
菅原院天満宮神社への電車とバス
●市営地下鉄烏丸線「丸太町」下車、烏丸通を北へ徒歩数分西側
●京都市バス「烏丸下立売」下車すぐ(西側歩道に面しています。)

菅原院天満宮神社の由緒

由 緒 書

 一、祭 神 菅原道眞公
       菅原是善卿
       菅原清公卿
 一、例祭日 七月二十五日
当、菅原院天満宮神社は、従四位、下治部卿菅原古人朝臣。次は従三位、清公卿。次は参議是善卿の三世、子々相傳へて棲み給ひし邸宅の跡にて。やがて是善卿の御子道眞公の誕生し給ひし霊地なり。
古人朝臣は桓武天皇に仕へて侍讀となり。淸公卿は嵯峨。淳和、仁明の三帝に歴仕し是善卿は文徳、淸和の二帝に奉仕して倶に侍讀の榮職におはせしかば此邸宅をも受継ぎ住み給ひしより世には菅原院と呼びたりとぞ。拾芥抄を案ずるに菅原院は勘解由小路(下立賣通)烏丸の西一町(室町迄)菅贈太政大臣の御所、或は云く参議是善卿の家なりと。当時歡喜光寺と号し、北野祭の日神氏此所に来りて枇杷を取りて神に供すと。又京城の古圖には烏丸、西室町、下立賣、南椹木町の間を菅原院と記せり。蓋し往古は境域の広大なりしを知る可きなり。又枕草子国宝北野縁起(藤原信実朝臣筆)菅氏録に據れば、菅原院は是善卿の旧邸地にして菅公は此の處に於いて御誕生あらせられし爾来菅公亦襲ひて邸宅とし給ひついで菅家のために、此地に歡喜光寺を創建せられしが後故ありて六條道場に移せし由見えたり。然ればそのかみ此地に社殿を存し菅原道眞公を本座とし相殿に御父是善卿を奉祀して古より断ゆること無く今に至れり實に是れ菅原公御発祥の靈地にして聖蹟廿五拝の第一にして今も尚産湯の井及び天満宮御遺愛の石燈籠一基を存せり。
         菅原天満宮神社 社務所
上は菅原院天満宮神社の入り口に掲げてある由緒書(下の写真)をそのまま再録しています。

北野天満宮の写真のページもご覧ください。

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