三尾神社(みおじんじゃ)
三尾神社の御神紋は「真向きの兎」で境内は兎の絵や可愛い作り物の兎で溢れています。
下の写真の内、左下は口から水を吐いている手水舎の兎です。これらの他にも屋根の瓦や、灯籠の足下など兎が随所に見られます。まさに兎の神社です。
卯年の正月には初詣の参拝者で境内が埋まる状態になるそうです。市外、県外から訪れる人も多いようです。
三尾神社の御門の前に「卯年生れの守護神 えんむすび、安産腹帯、受験合格、交通安全 祈願 三尾神社」と書かれています。卯年生まれのお方はぜひ一度参拝されてはいかがでしょう。
三尾神社の御祭神 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
三尾神社の所在地 滋賀県大津市園城寺町
三尾神社への電車
京阪電車石山坂本線「三井寺」駅下車、徒歩約10分
三尾神社の由緒
▼下の文は三尾神社の由緒書(下の写真)を書き写しています。
三尾神社(みおじんじゃ)
【御祭神】 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
【例大祭】 五月二日 渡御祭 五月三日
【御由緒】 当社は太古伊弉諾尊がこの地に降臨され長等山の地主神として鎮座されたのを創始とする。この神は常に赤・白・黒の三帯を着しその形が三つ尾をひくのに似ているところから三尾明神と申し上げる。貞観元年(八五九)園城寺の開祖智証大師が琴緒谷に社殿を復興され爾来朝野の篤い崇敬をうける。應永年間足利将軍現存の本社を再興し慶長年間豊臣秀吉も社殿を修理し社領を寄進する等広く世に崇敬されてきた。明治九年本社を琴緒谷(上の三尾)から現在地に遷し奉り今に至る。明治二十二年内務省古社保存資金下賜明治四十三年県社に昇格している。
【御神紋】 真向きの兎
上は三尾神社境内に掲げてある由緒書(下の写真)をそのまま再録しています。