三船祭(京都嵐山)

 

三船祭(みふねまつり、嵐山渡月橋の上流)

 

説 明

三船祭(みふねまつり)

 新緑溢れる5月の大堰川に優雅な王朝の船遊びが再現される三船祭は車折神社の祭礼です。車先神社は渡月橋から東へ1km余に鎮座する神社で、高倉天皇の御進行を勤めた清原頼業を御祭神としてお祀りしています。境内社の「芸能神社」には芸能の上達を願う人達の信仰を集めています。車折神社は後嵯峨天皇が嵐山へ行幸された折にこの神社の前で御召車の轅(ながえ)が折れたことにより「車折大明神」の神号を賜ったことが元になっています。三船祭は昌泰元年に宇多天皇が嵐山で船遊びをされたのが始まりで、「三船」は白河天皇が大堰川行幸で「漢詩」「和歌」「奏楽」の三隻の船を浮かべたことに由来します。

三船祭(5月)(小雨決行)

正午 車折神社において「おでまし式」
13時 神幸行列車折神社御出門、渡月橋を南に渡った所にある中の島公園の剣先に到着
13時40分 中の島公園剣先にて神儀が御座船に御乗船
14時頃 御座船を先頭に龍頭船、鷁首船に続いて各供奉船など総計20余の船が上流に向かって発船、約2時間に亘って御座船に対して奉納行事等を行いながら船遊びを行います。
16時頃 神儀が上陸し、車折神社嵐山頓宮に入御して今日の祭事は終わります。
三船祭船遊び見物 14時頃から大堰川の渡月橋から少し上流の両岸で見物できます。

嵐山渡月橋への公共交通機関

●JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩約13分(嵯峨嵐山駅は快速も停車)
●嵐電(らんでん)「嵐山」駅下車、徒歩すぐ(嵐電は前線200円均一)
●阪急電車「嵐山」駅下車、徒歩約5分
●市バス、京都バス「嵐山」下車、すぐ

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京都の祭三船1

京都の祭三船2