晴明神社

 平安時代に朱雀(第61代天皇、在位930年~646年)、村上(在位946~967年)、冷泉(在位967~969年)、円融(在位969~984年)、花山(在位984~986年)、一条(在位986~1011年)の六代の天皇に天文陰陽博士として仕えられた安倍晴明公を御祭神としてお祀りされています。

晴明神社の五芒星

 お守りや絵馬に描かれている星形の模様は晴明神社の由緒書によると、晴明桔梗印という晴明神社の御神紋で、桔梗印もしくは五芒星と呼ばれています。晴明神社にお祀りされている安倍晴明公が御祈祷される際に使われた魔除けの印の一つです。この模様は西洋でも使われることがあるそうで「木・火・土・金・水」の天地五行を表しているのだそうです。この晴明桔梗印は晴明神社では鳥居の額をはじめあらゆる場所に象られています。

厄除桃(やくよけもも)

 古事記 日本書紀 桃太郎伝説にあるように古来陰陽道では桃は魔除厄除の果物とされています。厄年の方に限らず自身の厄をこの桃に撫でつけて下さい。
 なお桃の実をあしらった厄除守をおわけしております。
▲上の文は晴明神社の厄除桃の由緒書をそのまま再録しています。

晴明井(せいめいい)

御祭神晴明公邸に古より湧き出ていた洛中名水の一で諸病平癒の信仰が篤い。
流水口が本年の恵方(えほう)を向いており吉祥水が得られる。
なお此処は茶道三千家の祖、千利休終焉(しゅうえん)の地で太閤秀吉に振舞ったり最期に自服した茶もこの聖水で点てたものであろう。
▲上の文は晴明神社の晴明井の由緒書をそのまま再録しています。

晴明神社の建つ場所
 京都市上京区堀川通一条上ル晴明町
晴明神社の御祭神
 安倍晴明(あべのせいめい)御霊神
晴明神社への電車とバス
 堀川通を走る市バス「一条戻り橋」下車すぐ
 出川通を走る市バス「堀川今出川」下車、
  南へ徒歩数分
 地下鉄烏丸線「今出川」下車、徒歩約10分

 
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