かわいい狛兎が迎えてくれる岡崎神社は西暦794年の平安遷都の際に新しい都を守る為に建てらた神社の一つです。
かっては岡崎神社の裏山に兎が多く住んだいたようで、兎が神のおつかいとされ、兎が多産であることから岡崎神社が子授けの神として信仰を集めました。手水舎の子授け兎(黒い兎)に水をかけ、お腹を触ってお祈りすると子どもを授かると伝えられています。
岡崎神社の御祭神
素戔嗚尊(すさのをのみこと)
櫛稲田媛命(くしいなだひめのみこと)
二神の御子(みこ)三女五男八柱神
岡崎神社の所在地
京都市左京区岡崎東天王町51番地
岡崎神社の境内参拝自由
岡崎神社への公共交通機関
●丸太町通を走る市バス「岡崎神社前」下車すぐ
●白川通を走る市バス「東天王町」下車、西へ徒歩数分
岡崎神社の由緒
▼下の文章は岡崎神社に掲示されている京都市の駒札説明板(下の写真)の文を書き写しています。
岡崎神社
祭神として、素戔嗚尊(すさのをのみこと)、櫛稲田媛命(くしいなだひめのみこと)及びその御子(みこ)三女五男八柱神を祀る。
延暦十三年(七九四)、桓武天皇の平安京遷都の際に、王城守護のため平安京の四方に建立された社の一つといわれ、都の東方に鎮座することから東天王と称した。
清和天皇が、貞観(しょうかん)十一年(八六九)に造営し、播磨(はりま)国(現在の兵庫県)広峯から祭神を迎え祀ったといわれる。
治承(ししょう)二年(一一七八)に、中(ちゅうぐう)の御産の奉幣(ほうへい)を賜ったことから安産の神として信仰され、また創始時の王城守護方除(ほうよ)けの勅願により、今も方除厄除神としての信仰が絶えない。
古くから、うさぎが氏神の使いと伝えられ、祭神が子宝に恵まれ、うさぎが多産であることから子授けの神として祈願信仰されている。
境内にはうさぎの彫刻が多く見られ、特に手水屋形(ちょうずやかた)にある子授けうさぎ像は参拝者の人気を集めている。
京都市
上の文は鳥居の横に掲げてある京都市の駒札説明板(下の写真)をそのまま再録しました。
京都の隣の大津市には境内が兎(うさぎ)であふれる三尾神社があります。「三尾神社のうさぎ」をクリックすると兎(うさぎ)の三尾神社のページに移動します。