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重要文化財 鯉山の見送(京都祇園祭)

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鯉山見送(京都祇園祭)

 見送と左右2枚の胴懸、左右2枚の水引、前懸等が鯉山自慢の懸装品です。重要文化財の鶏鉾の見送と対をなすもので、イーリアスの叙事詩を題材としたトロイのヘキューバ妃とその王プリモアスが描かれたベルギー製のタペストリーです。 イーリアスは紀元前8世紀頃に吟遊詩人ホメーロスが書いた二大叙事詩の一つで、ギリシャ神話のトロイア戦争にまつわる物語が主題となっています。 ギリシャ神話と祇園祭は全く関わりがないはずですが、鶏鉾や鯉山の懸装品が違和感がなく、祇園祭にふさわしい存在になっているのが不思議な感じがします。現在見られるものは近年に復元新調されたものです。右の写真は会所に展示されていたものを撮影しました。
 鯉山の詳しい解説は鯉山をクリックするとお読みいただけます。

京都観光鶏見送3